自分の本当の飛距離を知ろう
コースでのクラブ選択の際、つい練習場でのナイスショットのことを思い浮かべてしまうと思います。本当にそれでいいのか、疑問に思ったことはありませんか? 7アイアンは本当に150ヤードが打てているのか? ドライバーはコースではどのくらい飛んでいるのか? こんなことを思ったことはないですか?
練習場も環境に違いがあります。コースボールを使っているところもあれば、1ピースボールで飛距離が出ないために飛距離表示を手前に置いているところもあります。こんな状況で本当に飛距離が分かると言えるんでしょうか。
アーコスキャディがあれば、コースでの飛距離が本当に全てが分かります。それは赤裸々に。嬉しいような怖いような正直複雑な感じです・・。自分の本当の飛距離を知って今後のクラブ選択の参考にしていきましょう。
スマートディスタンス
下にあるメニューの左から二番目「クラブ」から、各クラブのデータを確認することができます。
まずは、スマートディスタンス。正しくショットした場合の平均飛距離のことです。アーコスのアルゴリズムでは、トップやダフリなどのミスショットは自動的に排除して平均飛距離を算出しているそうです。
恥ずかしながら、これが僕の現在のスマートディスタンスです。階段状になっているのが理想ですが、4アイアン(アイアン型ユーティリティですが)については全く期待している飛距離が出ていません・・。4ハイブリッドもあるので外してもいいのですが、ライによっては打ち分けたいと思って入れています。とはいえ、残念ながら大抵ミスショットのようで。外して違うクラブを入れたほうがいいのかもしれないですね・・。
クラブ情報詳細
ちなみにここからドライバーの欄をタップすると次のような画面になります。
一番左の「統計データ」
ショットの飛距離「レンジ(低)〜レンジ(高)」は、ミスなく打てた場合に予測される距離の幅です。このレンジ幅が狭くなるほど、パフォーマンスが安定していることになります。自分の場合は、約220〜260ヤード。悪くないと思うのですが、もう少し幅は狭くしたいところです。最長が284ヤードになっていますが、これはかなりの下り坂を降りて行った距離ですね。確かにうまくは打てていますが、あまり参考にならない距離です。
ウッド系の場合は、フェアウェイキープ率が表示されます。僕の場合、やや右が多いですが左右満遍なくミスしてますね、厄介です。しかし、こちらの表示については、OBのミスは考慮されていないので(そもそも記録に取られていない)その点は注意が必要です。
右にスワイプすると「使用状況」が確認できます。
どのコースのどのホールで対象クラブを使用したのかがわかります。スマートディスタンスに計測されるものは緑色で表示、ミスショットとして認識され排除されているものはグレー表示になっています。何かしらでミスに判断されているんでしょうね。確かにOBなどでペナルティをつけているものも含まれていますが、いくつか理由のわからないものもありますね。なんでだろ?
アイアンの表示
アイアン系の「統計データ」にはパーオン率が、さらにウェッジ系ではチップからの寄せワン、バンカーからの寄せワン、などの情報が表示されます。ちなみに、こちらは現在の僕の54度ウェッジのものです。距離感、合ってないですねぇ。
チップからの寄せワン、バンカーからの寄せワン、については、グリーンに乗ってからワンパットで入れられたかを率にしているので、パターの技量にも左右されます。パターがやたら上手ければ、この率はアップされますね。ただ、僕の場合、どちらもピンまでの平均飛距離が27フィート(8mちょっと)程度のようなので、確かに寄せてワンパットするのは厳しいですねぇ。
スマートレンジ
スマートレンジは、ミスなくショットした場合に見込まれる飛距離の範囲のこと。クラブ詳細からも確認できる「レンジ(低)〜レンジ(高)」と同じですね。この範囲が狭く、かつそれぞれのクラブが階段状に段差になっているのが理想ですね。そう考えると、4アイアン、酷いな・・、86ヤードはミスショットとして認識されなかったんですね・・。6アイアンも階段を崩しています。
苦手クラブを発見して、「練習しよう」って気になりますね。
最長飛距離
読んで字のごとく、もっとも長い飛距離ですね。ただし、コースは全て平坦ではないので、予想以上に飛んでいるクラブもあります(9アイアンとか、ホントか?)。打ち下ろしでさらに下っているショットなどもあるので、これは参考程度として見ればいいかと思います。
パーオン率
こちらもクラブ詳細の「統計データ」からも見ることができる指標です。当然、ウェッジ系などの短いクラブの率が多くなるはずですが、ロングアイアンのパーオン率を上げることでスコアアップができるんだろうと考えられます。